2008年10月 8日 (水)

国体終了!

国体が終了しました.

結果は,5m10で8番です.

東海大の鈴木君が記録なしをしてくれたおかげで,何とか滑り込みで入賞することができました.

跳躍の中身としては,ここ5年くらいでは最高の跳躍ができたと思います.特に,助走フェチの私としては,久しぶりに納得のいく助走をすることができて,うれしい限りです.5m10のときは,身体もまぁまぁ浮いていましたし.

しかし,それだけの助走&跳躍をしても,硬いポールを使いこなすことができなくなりました.5m10を跳んだ時に使ったポールは,16fの180lbsでflexが18.6です.こんなポール,元気だった時は,14歩でも使えました.ちなみに,今は18歩.結局使いこなすことができなかった16fの185lbsでflexが17.7のポールは,元気だった時のスタートポールです.

これも,老化なのかなぁと思うと,さみしい気持ちでいっぱいです.

一方で,ビデオを見ると,もっと突っ込み時にインパクトを出せると思うし,空中動作も流れてるし,老いが原因ではなく,動作そのものに問題があることは明白です.そして,風呂に入っている時なんかに,ふと思います.「このあたりを冬に直せば,もっと跳べるなぁ」と.競技が体に染みついていること,そして何よりも好きでやっていたことをつくづく感じます.為末選手も現役続行会見で,おなじことを言っていました.その心境がよくわかる気がします.

でも,人生,こんなもんだろうなぁ.と思います.

野茂選手が引退に際し,「悔しい」と口にしていました.

もっと早く気が付いていれば,もっと跳べただろうにと思うことが,人間なのかもしれません.先人たちも,このようなことで悔しい思いをしたからこそ,「後悔先に立たず」という言葉を生み出したのでしょう.誰しも通る道だな,と感じています.

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2008年10月 1日 (水)

国体

初秋らしい天候や空を見ると,国体が近づいてきたことを感じます.

これだけ,陸上に携わっていると,季節感と試合が連動してきます.

これまで,何回国体に出場させてもらってきたかわからないくらい出場してきましたが,この国体を選手として出場する最後の全国大会にしようと思います.最後の試合に,高校の恩師の前で跳躍ができることをうれしく思いますし,気が引き締まります.

「アマチュアに引退はない」と大学の恩師に言われてきたので,引退という言葉は使いません.しかも,冷やし中華のごとく,「始めました」というかもしれませんので.大学の恩師はまた,「指導者として,見本が見せれるようでなければいけない」とも言っていましたので,技を磨く努力は一生続けなければなりません.そのために,練習は続けていこうと思います.

とにかく,国体でBest Jumpをします.

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年9月25日 (木)

全日本インカレ

何度も言いますが,今年の全日本インカレは,部員全員での応援でした.

選手のためにということもありましたが,ほんとうは応援することが目的ではありません.あの場の雰囲気から何かを感じてもらうことが目的でした.同じ年代の人間が,自己実現のために,または母校の名誉のために,競技する姿から何かを感じてほしいと思っていました.

また,全日本インカレという舞台が,いろいろなことを犠牲にしてもそれに見合う舞台であることも感じてほしいと思いました.

しかも,その舞台に立つことが,そんなに遠くにあるわけではなく,手が届くところにありそうだ,ということも感じてほしいと思いました.

応援に行った部員の皆さん.いかがでしたか?

応援以外の時間は,テントに戻って休憩してばかりということはなかったか?

興奮して,「宿に帰ってから練習しよう!!!」という部員が何人いたか?

何かを感じた部員は強くなれるはずです.

しかし,何も感じなかった部員,または応援以外の時間はテントに戻って休憩していた部員は,競技部からは去ったほうがいいな.18歳から22歳という多感な時期に,週五日,一日約2時間の練習時間は,もったいないよ.

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年9月16日 (火)

全日本インカレ

全日本インカレが終わりました.今年は,全員応援にしたので,他の有名校にまったく引けを取らない素晴らしい応援でした.

出場選手の成績ですが,走幅跳で4位と棒高跳で3位に入賞することができました(詳しくは日本学連のHPをご参照ください).2人ともベスト記録には及ばないものの,しっかりと入賞してくれました.

全カレで入賞する時には,「あの場でベスト記録を出さないと入賞できない」レベルでは,なかなか困難です.具体的には,フィールド種目であれば,自己ベスト95%程度のパフォーマンス,短距離種目であれば自己ベストの103%程度の記録で入賞できるレベルでないと,なかなか入賞できません.

今回,女子の4継はランキングが9番,200mも10番くらいだったと思います.また,わずかな望みではありましたが,男子の4継およびマイルも決勝に残れる可能性があったと思います.それでも,結果は,決勝進出はなりませんでした.

やはり,甘くはありません.全日本インカレで入賞することは,インターハイで入賞することとは訳が違います.単純に考えて,インターハイは3学年で争い,全日本インカレは4学年で争うわけですから,やはり訳が違います.

まぁ,いずれにしても,いい経験です.壮行会でも話しましたが,どのような過程をたどったとしても,またどんな結果であっても皆さんにとって,非常にいい経験です.最近読んだ本には,こう書いてありました.

「経験とは,欲しいものが手に入らなかったときに手に入るものだ」と.

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年9月 7日 (日)

全日本インカレ

秋らしい夕焼けをみると,全日本インカレが近づいてきたことを感じます.

愛知県選手権で多くのけが人がでて,一時期は「終わったな」と思いましたが,なんとか間に合った感じです.今回は,全てのリレーが出場できることとなり,全員応援にしました.

全員が応援に来てくれることは,選手にとって幸せなことです.

応援に来る部員も,全日本インカレの雰囲気を経験することは大切です.

同じ年代の人間が,必死になって競技する姿をみることは,かなり刺激的だと思います.

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年7月 7日 (月)

日本選手権&西日本インカレ

日本選手権で渡邉みなみが4位に入賞しました.記録は3m80でしたが,全てを一回で行ったことに意味があります.日本選手権やインカレのバー種目では,同記録で並ぶことが珍しくありません.同記録での順位は無効試技数できまってしまうため,無効試技は無いに越したことはありません.したがって,無効試技無しで試合運びをすることは極めて重要です.あとは,上位選手の記録なしもあり,後一歩で表彰台というところまで来ました.

まぁ,今の渡邉にとって順位のことは問題ではありません.それよりも,しっかりとポールを立てて,流れのある跳躍を一本でも多くすることです.今回は,3m90に挑戦するまで流れの良い跳躍ができたので,次に期待できそうです.

一週間後・・・

そして,西日本インカレ.まずその棒高跳で渡邉が3m90を跳びました.私は,南部への移動のために,11時に競技場を出たのでベストを跳んだところは見れませんでしたが...ポールも硬いものを使うことが出来たようで,いい跳躍だったようです.

この西日本インカレですが,びっくりするほどの好成績でした.渡邉の自己ベストでの2位を始め,200mの木南は三位,その木南がアンカーを務めた4継も三位,幅跳びの渡辺(千)も自己ベスト(5m99)で一位,三段の森が七位でした.

さらには,男子のマイル.予選を3分11秒8で通過し,決勝でも3分11秒3で六位に入賞しました.中京大学にはリベンジを果たされてしまいましたが,国立大学でこのタイムは,筑波大の次くらいじゃないかなぁ.

そして,日本選手権リレーの標準も,全てのリレーで切りました.これもすごい.全カレも楽しみです.

この愛教大の活躍を,見ててくれる人がいました.福岡大学の山崎先生です.南部でお会いして,「愛教大頑張っているねぇ.すごく目立ってたよ.」とお褒めをいただきました.こういう言葉をかけていただくと,素直に嬉しいです.

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月12日 (木)

学生個人選手権

6月6、7、8日に平塚で学生個人選手権が行われました。愛教大からは、過去最高の人数が出場しました。

そして、入賞者は以下のとおりです。

男子

400mH 西 6位

女子

100m 木南 6位(12.12の自己ベスト)

200m 木南 5位(24.49の自己ベスト)

走幅跳 渡辺(千) 4位

棒高跳 渡邉(み) 5位

棒高跳 饗庭 7位

決勝には進めませんでしたが、準決勝まで進んだ選手が二人いました。それは、100mの向井と200mの礒部です。特に向井は、追風2.2mで非公認でしたが、10.57の好タイムでした。

前日本インカレを前に決勝や準決勝進出を経験したことは、非常に意義深いと思います。日本の学生トップの連中が、本気になって順位を確保しに行く準決勝で、その独特の雰囲気を肌で感じることができたことは、大切な経験です。

また、木南さんの大ブレイクは、多くの部員に勇気を与えたと思います。隣りで走っている先輩が全国大会の決勝進出者であるわけですから、あまりにも明確な目安です。練習から彼女についていくことを目標にすれば、全日本インカレへの道は拓けてくるはずです。

西君の活躍も立派でした。一般入学者であることと、精神的に苦しんだ時期を乗り越えての入賞ですので、立派なものです。一般入学の選手が活躍することは、チーム力を反映する良い基準だと思います。そういった意味では、西君の入賞や向井君の準決勝進出は、チーム力が上がっている証であると思います。

一般入学の選手諸君!!西君や向井君を目標に頑張ってください。

ちなみに、もし今大会が対抗戦であると仮定すると、女子の場合、愛教大は中女大を抜いて東海地区で二位です。また、一位の中京大がハンマーで123位を独占したので、この点数を抜くと、愛教大は中京大も抜いて東海地区で一位です。これはすごいことです。

愛教大の最大の目標は、全日本インカレの総合得点で東海地区一位になることですので、この目標に一歩近づきました。全日本インカレが楽しみです。

しかし、日本選手権を前に、本当のトップ選手は今大会で無理をしていないので、全日本インカレでの決勝進出ラインは、レベルアップすることが確実です。ひと夏超えて、もうワンランクアップを目指しましょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月11日 (水)

「change」第五話

木村拓哉主演のドラマ.CHANGEで,木村拓哉扮する内閣総理大臣が発した言葉が実に印象的でした.以下がその言葉です.

 以前,僕は小学校の教師をしていたんです.去年は,5年生を受け持っていたんですけど,とにかくよく喧嘩するんですよ,でも,中には陰湿なものとかがあって,そこからいじめにつながっちゃったりもするんですけど.

 そういう問題があったときには,子供達に僕はこういう風に言っていました.考えようって.クラスメイトなんだから,気に入らないこととか納得いかないこととかがあったら,ちゃんと相手に言って,ちゃんと相手の言うことは聞いてとことん考えようって.そうすれば,相手と自分は違うんだと言うことに気づくんです.

 同じ人間だと思っているから,ちょっと否定されたたけでむかついたり,誰かが一人が別行動をとったら何だあいつって.そっからけんかとかいじめとが始まるんです.でも,同じ人間なんていないじゃないですか?みんな考え方も事情も違う人間ですよね.だから僕は子供達に自分と相手とは違うんだっていことを理解して欲しかったんです.

その通りだなぁと思いました.

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年5月26日 (月)

個性といじめ

先日の陸上競技の授業で変わった光景を目にしました.それは,走り高跳びの時間に,「今までの既成概念にとらわれず,新しい跳躍を作ってみよう」という問いかけをしたときでした.「それでは跳んでみようか」という号令の後に,積極的な学生達は,どんどん既存の跳び方以外の跳び方で跳んで見せます.しかし,しばらく経つと,殆どが前の人と同じ跳躍をするようになりました.しまいには,4人とか5人が並んで,バーを越えるのです.しかも,こちらの問いかけは無視して,4人から5人が同じ跳躍で跳ぶ.

この人と違ったことをすることへの嫌悪感というのは何なんでしょうか?個性を主張できない個人と,個性を主張したとしてもそれを尊重できない組織.危ないグループだなぁと思いました.言論統制みたいなものを受けているに近い.

個性を尊重できない組織で,個性を主張すると何が起こるかと言うと「いじめ」です.変わり者を変わり者として許容する能力が無いから,その者をいじめることで排除しようとしたり,大勢のうちの一人にしようとしているのです.

並んで跳んだこのグループの行動を見ていると,日本の世の中から「いじめ」がなくならない理由が良く分かります.なくなりようが無いわ.しかも,当然ですが,このグループに所属している学生も教員志望ですから,このまま教員になってしまうかもしれません.そして,個性を許容できない組織に所属する個性を主張できない教員に育てられた子供達は...悪循環だな.

並んで跳んだグループに所属する諸君.世の中の成功者は殆ど君達の言う変わり者だぞ.変わり者の全てが成功するわけではないけど,変わり者でなければ成功しないだろうな.もっと言うと変わり者でなければ失敗も出来ない.並んで跳んだグループに所属する諸君.成功も失敗もしない人生で楽しい?

ただ,彼らは被害者だと言うこともできます.つまり,個性を主張する方法を今までの教育が教えてこなかったということです.この点は我々教育職に就く人間が真摯に受け止めなければならない点です.

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2008年5月21日 (水)

混成種目の練習

混成の練習について.

混成選手は,さまざまな種目の練習をしなければなりません.今日はスプリントと投擲,明日はハードルと跳躍といった具合です.投擲も砲丸も円盤も槍も練習しなければなりません.

問題は,それぞれの種目の練習をどのくらいやって,次の種目に移るのか?ということです.例えば何本投げたら次の種目とか,何分投げたら次の種目とか...

部活動では,無限に時間がるわけでは無く,ある程度時間が決められているので,時間で決めたり,本数で決めたりする必要があると思います.しかし,この方法だと,何も得ないまま次の種目に移ってしまい,次の種目でも何も得ないまま練習が終わってしまうことがあります.

跳躍種目や投擲種目は技術性の高い種目なので,一般的な単位としての量では区切ることが難しいのではないでしょうか?だから,「今日はこれができたら終わり」という技術的なポイントの解決度合いを目安にして練習を区切ったらどうかと思うのです.「これができるまで終わらない」というような.跳躍や投擲を専門としている連中の殆どは,このやり方でやってるんじゃないかなぁ.「今日は10本跳ぶぞ」という目標を立てている場合の方が少ない気がします.

| | コメント (0) | トラックバック (0)

«ここ最近の棒高界レベルアップについて